院内設備 目次
- レントゲンのデジタル化
- 最新の高周波治療システム
- アロマを利用したメインテナンス
- オクルーザー咬合力測定システム
- 血液栄養分析(LBA)
- 位相差顕微鏡で口腔内の細菌検査
- スーパーウォーター酸化電位水
- 衛生管理について
- アロマエコー良い香りのする院内
レントゲンのデジタル化
最新の高周波治療システム
高周波治療は歯科全般に応用できますが特に根管治療(根の病気)や歯周治療に有効です。
高周波治療を行なうことで、患者さんの負担をやわらげ治療時間も短縮できます。
根管治療や歯周病治療以外に歯茎のメラニン色素除去や知覚過敏の軽減、ホワイトニングなどに使用します。
アロマを利用したメインテナンス
当院ではメインテナンスの患者様全員にアロマオイル(ティートリー)とハーブ歯磨剤を併用した独自の歯のクリーニングを行っています。
ハーブ歯磨剤:ルミラ&プロポリス(ディスナ社)
ディスナ社はスペインの自然派化粧品メーカーとして広くヨーロッパで知られています。
歯槽膿漏が気になる方、口内炎の出来やすい方、口臭の気になる方などへは特におすすめの歯磨剤です。プロポリス、ミルラ(もつ薬)、フェンネル(ういきょう)といった天然生薬(ハーブ)でつくられています。
ミルラ(もつ薬)
この芳香油は世界の歴史上最も古くから使われてきたもののひとつです。
感染症になりにくくしたり、細胞や組織を活性化するといわれています。
プロポリス
最も大きな特徴は抗感染性と細胞組織の正常化です。細菌(バクテリア)に対して作用し、口腔内の衛生状態を改善し、細胞の再生を促進するといわれています。
フェンネル
(ういきょう)
快い刺激のある香りの良い植物で、口内炎や胃の漢方薬としても古くから用いられています。
オクルーザー咬合力測定システム
咬合状態の貴重なデータを得ることで、より精密な咬合調査が行えます。
症例1 インプラント
62才、女性。35年間下顎総義歯で悩んでいた。上顎は天然歯。
上部構造製作前に硬質レジンでテンポラリーを製作。
顎位の安定のため、約3か月間、週に1回調整を行う。
最終補綴物は低溶陶材を用いて、さらに精密な
咬合を得るために、横ネジ止めの物とした。
通法により、咬合紙と校合調整用ワックスで調整を行った後、採得したデンタルプレスケールのデータ。この時点で、患者さんは違和感を訴えることはなかった。 | アイランドのデータをプリントアウトして実際の上部構造の上にあてがい、左右のバランス、接触点の数、接触点の面積、個々の接触点の咬合力を調整した後のデータ。 | |
---|---|---|
咬合力バランス |
咬合力バランス |
|
バランスデータ |
バランスデータ |
|
アイランド |
アイランド |
症例2 パーシャルデンチャーの装着
63才、女性。古い義歯がすりへって噛みづらくなった。
調整後の新義歯は、旧義歯と比較するとほぼ2倍の咬合力が得られた。
旧義歯 |
新義歯 |
旧義歯のデータ | 新義歯調整前のデータ | 新義歯調整後のデータ | ||
---|---|---|---|---|
咬合力バランス |
咬合力バランス |
咬合力バランス |
||
バランスデータ |
バランスデータ |
バランスデータ |
血液栄養分析(Live Blood Analysis)
さて、血液栄養分析とは何でしょうか……?
疑問に思われる方が多いと思います。
Live Blood Analysis(LBA)とは読んで字のごとく……
生きた血液の分析……ということです。
“血液の分析っていうと、内科なんかで採血して後で説明してもらう血液検査のこと?”っていうふうに感じる方が多いと思います。
でも、これは生きた血液……なのです。
通常の血液検査は採血した血液を分析センターへ送り、生きている状態ではない血液を検査し、赤血球や白血球の数、糖やコレステロール、尿酸などの数値を測定しているのです。もちろん、それはそれで非常に大切な検査結果であり、それを否定するものではありません。
このLBAは指先から一滴だけ採取した血液をその場で顕微鏡を通してモニターに映し出し状態を観察(バイタルチェック)するのです。染色も固定もされていないありのままの血液です。
そのリアルな姿から健康に関して様々な情報が得られます。通常の血液検査ではなかなかデータとして現れてこない、微妙な状態がよくわかるのです。
この映像は赤血球がひとつひとつ独立し、形も良く、サラサラした状態で、血液が本来持っている能力を発揮できる状態です。
反対にこちらの映像は赤血球が数珠つなぎでドロドロした状態になっていて、見た目にも流れにくくて本来の正常な状態ではないだろうということがおわかり頂けると思います。
血液の働き
血液とは身体の中でどんな働きをしているのでしょうか……?
主な働きは以下の通りです。
1. ガス交換
身体の各細胞に酸素を運び、二酸化炭素を持ち帰ります。
2. 栄養分の運搬
各細胞に栄養分を運び、細胞の代謝により発生した老廃物を持ち帰り排泄させます。
3. 血液中栄養素の調節
水分・蛋白分・ミネラル分等の調整を行う。
4. ホルモン・栄養素の運搬
各細胞や、内臓の活動を促すホルモン物質や、ビタミン、ミネラルの運搬
5. 免疫
外部より進入する細菌・ウイルスなどから身を守る。
6. 止血作用
血管に損傷があったとき、血液が凝固し、血管内に血栓を作り、出血を止めます。
7. 体温の調節
人体の中心で発生した熱を血管で放熱し、体温の調節を行う。
皆さんよくご存知のことばかりだとは思いますが、人間の生命の維持活動に重要な働きをなんてたくさん行っているのでしょう……
もしも、この血液がドロドロで流れが悪くなったりして、本来の重要な働きを出来ない状態になったらどうなるでしょう?
身体の調子がおかしくなるのも当然ではないでしょうか?
血液栄養分析(LBA)でわかること……
では、血液栄養分析によって、いったいどんなことがわかるのでしょうか?
血液の中の血球成分やその他に見える色々なものから、栄養状態がわかります。
例えば、たんぱく質や脂肪が過剰だとか、分解しきれてないとか……糖が血液の中で分解 しきれずに結晶化してますよとか……etc……
消化・吸収・分解の能力は人によって異なりますので、同じものを同じように摂っても(食事しても)人によってその栄養状態は変わりますし、たとえカロリー計算等をしてバランスが良いですよ……といわれる食事であっても、人間の消化吸収能力によっては、分解しきれずに残ってしまう過剰な栄養が血液の中にでてきてしまうのも当然なのです。
では、栄養を分解しきれないということはどういうことでしょう?
簡単に言えば血液が汚れるといっていいでしょう。
たんぱく質や糖質が分解できずに血液中に余りだすと、赤血球同士はくっつきはじめ、ひどくなると数珠つなぎになったり、凝集したりします。見た目にも血液が流れにくくなっているドロドロの状態であるのは明白でしょう……
また、余った脂肪やコレステロール等が結晶化し、大きな塊が血液中にあったらどうなるでしょう?血管が細くなるところで詰まる可能性がでてきます。脳で詰まれば脳梗塞の原因にもなり得るのです。
さらに、栄養過多の血液の中ではバクテリアやカビなども繁殖し始めます。モニターに映ったそれらのものを見ると、目をふさぎたくなるでしょう……
血液が汚れれば当然その本来の働きをすることが出来なくなってきます。
つまり、病気になっていったり、病気という状態までいかないまでも“最近、調子が悪いなぁ……”なんてことになるわけです。
自分の健康をむしばむ大きな原因 (酵素編)
最近、酵素という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
この酵素は人間の生命活動を意味するといっていいでしょう……息をするのも、この文章を読んでいるのも、すべて酵素反応で行われています。酵素反応が行われなくなった状態……それはすなわち”死”です。
身体の中に酵素は二種類あります。このような生きている活動、新しい細胞を作る活動、病気の組織を治していく活動等々……を行うのが代謝酵素と呼ばれている酵素です。
もう一つの酵素が、食べたものを消化する消化酵素です。(例えば唾液中のアミラーゼはでんぷんを分解する消化酵素の一つです。)
二つの酵素の元は潜在酵素と言われるもので、人間は一生で使用することが可能な量が決まっていると言っている学者もいます。つまり、酵素を使い切った時に死が訪れるということです。
私たちの身体の中では、食べ物を消化酵素が分解(消化)し、その材料を使って代謝酵素が新しい組織を作るなどの生命活動を行っています。
さて、ここで大きな問題があります。
分解しなくてはいけないもの(食べ物)が多く入ってくると(過食すると)、それを分解する作業をどんどん行わなくてはならなくなり、本来代謝酵素として働くべき酵素が消化酵素の働きをするほうにまわされるはめになり、大事な生命活動の方がおろそかになってしまいます。
例えば……風邪をひいたり病気をしたりした時には、本来であれば代謝酵素が身体の修復をするべく奮闘しなくてはいけないのに、“栄養をつけないと直らないよ……”と言われて、たくさん、しかも栄養価の高い消化の悪いものばかり食べると、消化をフル回転でしなくてはならず、酵素は消化酵素の方へばかり消費されていきます。
その結果、風邪は長引き、万病の元となっていくのです……
本来、食べ物の中にはそのものを消化する食物酵素というものが含まれています。生の野菜や、肉、魚などにはちゃんと含まれています。そういった生のものを食べると、その食物酵素プラス人間の消化酵素で分解するため、無理なく消化することが出来ます。
しかし……48度以上の熱を加えると食物酵素は死んでしまいます。
つまり、現代食のほとんどは食物酵素を含んでいないものばかり……ということです。
食物酵素を含まない食べ物ばかりを食べて、自分の酵素の無駄遣いばかりしているのは自分の命を切り売りしているのと同じで、自ら病気を作り、寿命を縮めているのです。
位相差顕微鏡で口腔内の細菌検査
高精度の位相差顕微鏡で口腔内の細菌検査をすることで、歯周病予防に大きな効果を発揮します。
歯周病は、お口の中の菌の状態によって進行具合が変わります。
●菌の動きは活発かどうか。
●菌の大きさはどうか。
●菌の数は多いのかどうか。
顕微鏡で確認することによって、現在の状態はどうなのか、これからどうなっていくのか、が判断できます。
>>> カビによる炎症の流れ(Click)
>>> 様々な顕微鏡写真(Click)
2画面表示システム
2画面表示システムは位相差顕微鏡でお口のプラークの菌層を観察し治療後にその変化を見ます。良くなっていれば細菌叢がすくなくなり動きも鈍くなります。虫歯や歯周病の原因菌が少なくなっていくのが目で見て分かる仕組みです。
ポイントは菌のコントロール
■これまでの治療は
歯磨き指導、歯石とりがメインで治療が進められてきていましたが、それでは本当に悪さする菌は退治できないのです。「いっしょうけんめい歯磨きしているのに歯槽膿漏が進んでしまう。」「いっしょうけんめいやっているのに、先生にもっといっしょうけんめいやってくださいと言われてしまう。」ということになっていたのです。きちんと顕微鏡で確認して、きちんと菌をコントロールすれば歯周病はお口の中から消えていくのです。そして、歯ぐきは本当の健康な姿を取り戻すのです。
■忘れてはいけないこと
それは、
歯周病菌は人から移る感染症であるということ!
歯周病菌が体にも悪さをするということ!
それは、
カビが歯周病のきっかけを作るということ!
カビが歯周病菌の住処になること!
カビが虫歯も作るということ!
■では、これからどうやってきれいな状態を維持していくのでしょうか。
それは、
ポイント1:顕微鏡で菌をときどき確認すること!
ポイント2:定期的に歯石とりカビとりにくること!
ポイント3:家でもお口の中のケアを意識すること!
ポイント4:菌は感染で起こることを常に肝に銘じること!
ポイント5:食後の歯磨きはカビをとるという意識でやること!
定期的に検診を受けていただくことをお勧めします。カビのコントロールは一生やらなければいけません。定期検診できちっと歯石をとること、カビをとることによって口の中はずっときれいなまま保つことができるでしょう。
われわれにおまかせください!
一緒にきれいなお口の中を維持していきましょう。
スーパーウォーター 酸化電位水
食中毒菌(O-157)などウィルスや細菌をほとんど瞬時に殺してしまう力があります。
お口の中の使い方
お口の中は体内に侵入してくる悪い菌やウイルスがいっぱいです。
酸化電位水は、ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します。
また、のどのうがいに使用すれば、かぜの予防に役立ちます。
【お口の中の使用例】
* ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します
* 歯肉炎、歯周病の予防。口内炎の改善に
* 口臭予防として使えば息もさわやか
* 唾液の減少などでお悩みの方はお口の中のネバネバ感がなくなりスッキリします
* 歯の着色(たばこのヤニ、コーヒー、お茶など)が気になる方は着色が減少します
* 収れん作用により、粘膜の消炎、鎮痛効果が期待できます
* かぜの予防やのどの痛みに
■かぜの予妨や・のどの痛みはガラガラうがい…のどのうがい
● うがいをする前に、水道水で口をすすぐ
● 酸化電位水を使う量だけをコップに移す
● 図のように、のどに酸化電位水が届くようにガラガラうがいをします
● 吐き出したあとは、おなじように2~3回くりかえしておわり
■歯みがき・お口の中の洗浄はプクプウうがい…ブラッシング
1 いつものように歯みがきをする
2 コップに酸化電位水を適量入れ、歯ブラシに酸化電位水をつけながら水歯みがきをする
3 歯みがき後は、図のように新しい酸化電位水(25cc~35cc)でブクブクうがいをする
主に歯周病、口臭、口内炎予防に使って頂いています。
その他にも効果があります。
酸化電位水─ご使用の手引き─
酸化電位水は、水道水に少々の塩を加え特殊な電気分解を行うことにより、不思議なちからをもった『水』に生まれ変わります。
この『水』はすぐれた特長があり、さまざまな分野で活躍しています。
それでは酸化電位水についてくわしく紹介していきましょう。
Q1.“バイキン”をやっつける力があるのですか?
A. 酸化電位水は多くの病原微生物を瞬時に殺す力があります
《感染病の原因になる病原菌、ウイルス》
エイズ、B型・C型肝炎、ヘルペスなど
・緑膿菌、MRSA、結核菌、インフルエンザ、水虫など
《食中毒の原因になる菌》
黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、大腸菌O-157など
Q2.薬品にはないすぐれた特長とは?
A.酸化電位水は病原微生物に作用し、人や環境にはやさしい水です
《安全》 薬品とちがい薬剤耐性・残留性がなく、人体に無害です
《安心》 ヒフ、だ液、血液などの有機物に触れると普通の水に戻ります
《信頼》 多くの医療機関、公共施設、有機栽培農家などで普及しています
■酸化電位水の使用上の注意(必すお読みください!)
● 酸化電位水を使用前に、血液・タンパク質などの汚れを水道水などで十分洗い流す。
● くすりのように『少々つける』『塗る程度』では効果はありません。
使用する部位に対して、『洗い流す』という感じで使う。
● 金属への使用はサビを生じさせることがあります。ステンレス製以外の金属への使用は避け、使用後は水 道水でよく洗う。
● 酸化電位水は多少のにおいと酸味があります。
● 酸化電位水は飲み物ではありません。人体には無害ですが、飲み込まないでください。
● 酸化電位水は時間が経つと効果がなくなります。
● 保存用ボトルの酸化電位水は必ず1週間以内で使い切る。
● 一度ボトルから出した酸化電位水は使い切り、残液は処分する。
● 保存は直射日光を避け、涼しい場所に保管する。(冷蔵庫の保存が理想)
衛生管理について
当院では、ご使用となるコップやエプロン、施術グローブ(手袋)はすべてディスポーザブルになっています。
治療器具の衛生管理には細心の注意を払い、何段階もの滅菌の行程を行ないます。
器具はパッケージで個装した後、最終的な滅菌を行ない、殺菌灯保管庫で保存、そして、治療直前に開封します。
★こんなところも……
スリッパは定期的に交換していますが、常時、紫外線殺菌灯による消毒を行っており、いつでも安心して御使用いただけます。
アロマエコー~良い香りのする院内~
ユニチカ社製、香り発生機「アロマエコー」を導入し、空調に乗ったアロマが院内全体を心地よく漂うように配慮しています。
ナチュラルな香りが、皆様の心と体を癒します。